芥川賞は高山羽根子さん(45)の「首里の馬」(新潮3月号)と遠野遥さん(28)の「破局」(文芸夏季号)が受賞した。

3度目の候補で受賞した高山さんは「ひらたく言うとホッとした。もう少し書いても大丈夫と思えるのが一番」と話した。

デビュー作で文芸賞を受賞した遠野さんは「破局」が2作目。初ノミネートで一発受賞になった。元ラガーマンのマッチョ系学生のセックスと筋トレと就活の日々を描く。「受賞がゴールではないので3作目を早く出したい」と答えた。