大阪府の吉村洋文知事(45)が29日、府庁で定例会見を開き、「大阪コロナ追跡システム」の強化を発表した。
「大阪コロナ追跡システム」の普及促進として「大阪マイルの運用開始」「空メール方式の機能の追加」「QRコードなどの印刷サポートの実施」を行う。
「大阪マイル」は8月17日から運用開始。追跡システムのQRコードを読み込んだ際にポイントが付与され、利用者に特典がある仕組みとなっている。吉村知事は「楽しみながら宝くじを買うみたいな感じで、登録してもらって。大阪チックな考え方ですが、『えらい得やんか』と思ってもらえる仕組みに」と語った。
追跡システムの登録方法に、利用者が自分でメールアドレスを入力しなくてすむ「空メール方式」を追加する。31日から運用開始するが、自分で入力する既存の方法も継続し、利用者が選択できるようになっている。吉村知事は「利用しやすい仕組みで追跡システムを広げるのが狙い」と説明した。
追跡システムのQRコードを印刷できない事業者への印刷サポートは、準備が整い次第、順次開始する。
「大阪コロナ追跡システム」は約90万人が利用。吉村知事は「府民の感染防止意識が高い」としつつも「1回登録したら終わりではない。のべ90万人と言えども足りない」とした。「20、30代の若い世代と、お酒を提供する飲食、夜の接待をともなう飲食。ここに協力を願いたい」と呼びかけた。【星名希実】

