看板政策「大阪都構想」をめぐり、住民投票で2度目の否決を受けてから一夜明けた2日朝、大阪維新の会代表代行も担う吉村洋文大阪府知事(45)が、大阪市内で、フジ系「とくダネ!」に生出演し、自身の進退については、23年春までの任期をまっとうした時点で「考えたい」とした。

前回15年の住民投票では、大阪維新の会創設者だった橋下徹氏が政界を退いた。今回の住民投票をめぐっては、松井一郎大阪市長(56)が否決なら任期を全うした後の引退を表明していた。1日夜の会見で、吉村知事は「3度目の挑戦はない」と話しており、番組進行の小倉智昭氏が、吉村知事の進退を問うた。

これに「僕は大阪の未来に(大阪都構想は)必要だと今でも思っている」とし、否決の結論には「僕自身の考えが間違っていた」と返した。そして「(任期の)あと2年半、知事としての任務をしっかり務め、任期までに進退を考えたい」と続けた。

さらに、小倉氏から僅差での否決だったため「もう1度山が動くのでは」と問い掛けられたが、これにも「この間(活動中)説明をしてきた。市長選、府知事選と、ここでも(大阪都構想の必要性を)呼びかけて、最後、市民の皆さんに問うところまできた。(結果、否決で)僕の中ではやりきった」と、あらためて再挑戦はしない考えを示した。