加藤勝信官房長官は22日の会見で、英国で感染力が強いコロナ変異種が拡大していることについて、水際対策の強化を検討していることを明かした。日本では今、英国からの入国を認めているのは日本人や中長期在留資格者ら。帰国・入国の際は全員、空港到着時に検査を受け原則14日間待機するが、7日以内の短期出張の場合は一定の条件を満たせば14日間待機が免除される。政府は短期出張の免除の一時停止などを検討しており、加藤氏は「国民に安心していただけるよう、必要な措置を早急に検討し対応していきたい」と話した。英国滞在歴があり陽性となった検体は国立感染症研究所で分析するという。