日本医師会の中川俊男会長が6日、都内で定例会見を行い、1都3県について政府による緊急事態宣言の発令が見込まれていることに対し「全国の国会議員の夜の会食を、人数にかかわらず全面自粛してはいかがでしょうか。範を示してほしい」と提案した。感染拡大が続く中にあっても、国会議員の会食が続いていることを念頭に、苦言を呈した格好だ。

また、医療崩壊の定義に関して「コロナの医療と通常医療の両立が困難になること。必要な時に適切な医療を提供できない、適切な医療を受けられないことが医療崩壊です」と指摘。すでに医療崩壊に陥っていることも強調した。