東京都の小池百合子知事(68)は緊急事態宣言再発令から3週間の28日、都庁での新型コロナウイルス感染症モニタリング会議後、「ここが感染を抑え込めるかの分岐点」との認識を示した。

新規感染者数は過去最多だった7日の2447人と比較すると減少傾向にあるが、1000人前後の高止まり状態。重症者数と死亡者数は減らず、医療提供体制が逼迫(ひっぱく)していることに変わりはない。「宣言下であるという意識を、もう1度お持ちいただき、ステイホーム、テレワークを実行してほしい」と呼びかけた。