埼玉・飯能市のテーマパーク「ムーミンバレーパーク」が、SDGs(持続可能な開発目標)につながるイベント「ムーミン谷とアンブレラ」を4月17日から行う。

約1200本のカラフルな傘が、200メートルに渡って回廊の上に続くイベントで、マリメッコなど世界的ブランドでデザインを手がける鈴木マサル氏が、昨年に続きアートディレクターを担当。来場者を圧巻の景色に包み込む。

4月17日~6月20日に春バージョン、6月26日~8月29日に夏バージョンでデザインを変えて展開されるが、イベント終了後には展示された傘が新たな製品に生まれ変わる。

捨てられるはずの廃棄物にデザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせる「アップサイクル」の取り組みをアンブレラスカイで実施するもの。ビニール傘をそのまま再利用し、バックなどを作るブランド「プラスティシティ」の製品として生まれ変わる。