5日夜に菅義偉首相が開いた記者会見で、体調不良を理由に辞職した山田真貴子前広報官(60)の後任、前外務副報道官の小野日子(ひかりこ)氏(55)が司会としてデビューした。

会見冒頭「3月3日付で内閣広報官を拝命致しました。皆様どうぞよろしくお願い申し上げます」と、あいさつ。緊張からか声がやや上ずる場面もあったが、声色は、山田氏よりもトーンが柔らかかった。

記者の指名の仕方や、会見終了通告後も挙手する記者にメールで質問を送るよう求めるなど、山田スタイルをほぼ踏襲。そつなく「内閣広報官デビュー」をこなした。