4月1日付でプロデビューする囲碁棋士の新初段免状授与式が30日、東京・市ケ谷「日本棋院」で行われた。

同院中部総本部の中浜孝ノ輔(20)、冬季採用の並木響(19)と田中佑樹(15)、夏季採用の竹下凌矢(16)、関西総本部の三戸(みと)秀平(14)、女流特別採用の徐文燕(16)、同推薦採用の安田明夏(18)と鈴川七海(17)の8人。それぞれ小林覚理事長から免状を手渡され、抱負を口にした。

中浜 世界棋戦で戦える棋士になって、中国の乙級リーグや甲級リーグを目指して頑張ります。

並木 目標は2つ。普及に力を入れて地域の小学生に囲碁を教え、知らない人に囲碁の楽しさを知らせたい。あこがれの先生方と戦える棋士になりたい。

田中 努力を重ねて1局1局全力で戦っていきたい。

三戸 関西を代表する棋士になり、ゆくゆくは世界で活躍できるようになりたいです。

徐 女流棋戦で戦える棋士になりたい。

安田 勉強を怠らず、1局1局大切に最後まであきらめず打ちたい。

鈴川 これからプロとして恥ずかしくないよう、精いっぱい頑張りたい。