東京五輪の聖火リレーが21日、鳥取県で行われ、人気漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、故水木しげるさんが育った境港市では「鬼太郎駅」と呼ばれるJR境港駅の和田隆駅長(61)が走った。子どもたちからの応援を受け「僕は笑顔で生きていますから、境港の人々に受け入れられているのかなと喜んでいます。200メートル走れるのかなと思っていましたが、あっという間でした」。多数の妖怪オブジェにも応援? され「世界に誇る水木しげるロードの玄関口の駅長として『元気だよ~』と伝える思いでした」と、みんなで走ろうゲゲゲのゲ♪を体現した。

◆21日の聖火リレー 新型コロナウイルス累計感染者数が全都道府県でもっとも少ない鳥取県では、全区間で公道でのリレーが行われた。境港市をスタートし、伯耆(ほうき)富士と称される雄大な大山を望むなど、倉吉市まで10市町村をつないだ。22日は琴浦町から開始。三朝(みささ)温泉や鳥取砂丘などの観光地も巡る。