東京・上野動物園は16日、双子のジャイアントパンダの赤ちゃんについて、保育器の中では寝ている時間が長くなってきたと発表した。

2頭は、母親シンシンが1頭の世話をしている間、もう1頭は保育器で飼育管理し、入れ替え間隔を5日程度に伸ばしている。現在は雌がお母さんとすごしている。保育器では1回当たりの哺乳量が増えており「それに伴い、落ち着いて寝ている時間も4~5時間と長くなってきた」という。

雄は体重586グラム、体長22・5センチ(15日現在)、雌は体重644グラム、体長24センチ(15日)。ともに体重は誕生時の4倍以上になっており、よく飲み、よく寝て、すくすくと成長しているようだ。

シンシンも食べる量が増え、健康に問題はない。産室ですごしている。