秋篠宮ご夫妻の長女で、26日に婚姻届を提出した小室眞子さん(30)と、小室圭さん(30)が同日午後、都内ホテルで記者会見を行った。会見要旨は以下の通り。

▼結婚への思い

眞子さん「私にとって圭さんはかけがえのない存在です。結婚は自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択でした」

小室さん「私は眞子さんを愛しております。1度きりの人生を、愛する人とともに過ごしたいと思っています」

▼結婚に向けての道のり

眞子さん「私と圭さんの結婚についてさまざまな考え方があるのは承知しております。ご迷惑をお掛けすることになってしまった方々には大変申し訳なく思っております。私のことを思い、静かに心配してくださった方々や、事実に基づかない情報に惑わされず、変わらず応援してくださった方々に感謝しております」

小室さん「幸せな時もそうでない時もさまざまな気持ちを2人で分かちあい、励ましあってきました。このたびの結婚に関して、ご迷惑をお掛けすることになった方々には大変申し訳なく思っています。いろいろなことがありましたが、眞子さんと一緒に人生を歩みたいという思いを持ち続けられたのは、眞子さんと、私たちを支えてくださった方々のおかげです」

▼婚約内定報道後の小室さんの動きについて

眞子さん「圭さんが独断で動いたことはありませんでした。圭さんのすることが独断で行われていると批判され、私の気持ちを考えていないといった一方的な臆測が流れるたび、誤った情報がなぜか間違いのない事実であるかのように取り上げられ、いわれのない物語となって広がっていくことに、恐怖心を覚えるとともに、つらく、悲しい思いをいたしました」

▼小室さん母の元婚約者への対応について

眞子さん「圭さんのお母さまの元婚約者の方へのご対応は、私がお願いした方向で進めていただきました」

小室さん「私の母と元婚約者の方との金銭トラブルと言われている事柄について、詳しい経緯は本年4月に公表した通りです。元婚約者の方にはこれまでも、私と私の母から折に触れてお礼を申し上げており、今も感謝しております。解決金をお渡しすることでの解決をご提案したところ、母と会うことが重要であるとお返事をいただきました。母は精神的な不調を抱えており、元婚約者の方と会うことにはドクターストップがかかっております。私が母に代わって対応したいと思い、母の代理人弁護士を通じてお願いしました。元婚約者の方からは、窓口となっている週刊誌の記者の方を通じて、前向きなお返事をいただいています。解決に向けて、私ができるかぎり対応します。解決金を受け取っていただきたいという気持ちは変わっていません」

▼小室さんの留学

眞子さん「圭さんが将来計画していた留学を前倒しして、海外に拠点を作ってほしいと、私がお願いしました。留学に際して、私は一切の援助はできませんでしたが、圭さんが厳しい状況の中、努力してくれたことをありがたく思います」

▼批判が続いたことについて

小室さん「この数年間、誤った情報があたかも事実であるように扱われ、誹謗(ひぼう)中傷が続いたことで、眞子さんが心身の不調をきたしたことについて悲しく思います。私の母も心身に不調をきたし、仕事を辞めざるを得ない状況にまで追い込まれ、身の危険を感じながら過ごしています」

眞子さん「今、心を守りながら生きることに困難を感じ、傷ついておられる方がたくさんいらっしゃると思います。周囲の人の温かい助けや支えによって、より多くの人が心を大切に守りながら生きていける社会になることを、心から願っています」

▼今後について

小室さん「私は、眞子さんと温かい家庭を築いていきたいと思います。同時にこれからもできる限りのことをして眞子さんをお支えしていきたいと思います。幸せな時も、そうでない時も、寄り添いあえる、かけがえのない存在でありつづけたいと考えております」

眞子さん「2人で新しい生活を始めることになります。これから、違った形での困難があると思います。これまでもそうであったように、2人で力を合わせて、ともに歩いていきたいと思っています。私たちが、自分たちの心に忠実に進んでこられたのは、お互いの存在と励まし、応援してくださる方々の存在があったからです」