東京3区では、03年以来、自民党の石原宏高氏と立憲民主党の松原仁氏が激しい戦いを続け、小選挙区で石原氏の4勝2敗で迎えた7戦目の対決は、松原氏が制した。

多くの選挙区で実現した共産党との野党共闘が見送られたが、松原氏が09年の政権交代選挙以来の小選挙区での勝利をつかんだ。石原氏には河野太郎広報本部長、自民党幹部が応援に入り、最終日には岸田文雄首相が今回の選挙戦最後の演説の地として東京3区入りし、石原氏を応援したが、及ばなかった。