東京8区で10回連続当選を果たしてきた自民党の石原伸晃氏(64)が、野党統一候補となった立憲民主党の新人吉田晴美氏(49)に破れる結果となった。

石原氏は「支援者の皆様にも先ほど申し上げましたが、私の力量不足でただただ申し訳ないという気持ちでいっぱいです」と力なく淡々と語った。

同区は、連続11選を目指す自民党元幹事長の石原氏と、立憲民主党の新人吉田氏、日本維新の会の新人笠谷圭司氏が出馬した。

前回2017年の衆院選は6候補乱立の中、吉田氏は石原氏に約2万3000票差と迫っていた。自民党の大物幹部の落選は、岸田政権の大きな痛手となりそうだ。