れいわ新選組の山本太郎代表(46)は都内ホテルに設置した会見会場に午後8時12分に姿を見せ、やや緊張した表情で「れいわ新選組にとって初めての衆院選です。その結果を待つという形です」と集まった約50人の報道陣にあいさつした。会場にはコロナ禍という状況もあって、支援者はおらず、選対本部関係者と報道陣だけだった。

選挙期間を通じてボランティアが「日本全国から1万人を超える方々が支えてくださった」と話し、寄付金に関しては「ありがたいことに2億円になりました」と報告した。

以降はテレビ局の生番組のスタジオとつないで中継をしたが山本氏は「(選挙期間での有権者からの)手応えは感じているんですが、それが議席に結びつくか。難しいのが選挙ですよね」などと12日間の感想を述べた。

また、別のテレビ局の放送では、事前に知らされていなかったゲストとの対決をうたったテロップが画面上に流れ、れいわスタッフが抗議したが、山本氏は「まあ、いいじゃないですか」などとなだめて「盛り上がってまいりましたねぇ。これで議席がとれたら最高なんやけど」と笑顔で余裕をみせていた。