千葉8区では度重なる失言で五輪担当相を半年で辞任した桜田義孝氏(71)が、野党統一候補の立憲民主党新人・本庄知史氏(47)に敗れ、「このような結果になったことに心からおわび申し上げます。すべて自分の責任」と頭を下げた。

選挙戦中盤には初当選同期の菅義偉前首相(72)が応援に入り、「『桜田』『菅』の仲です。桜田を勝たせてください」と呼び掛けたが、届かなかった。桜田氏はこれまで3回、小選挙区で苦杯をなめている(うち2回は比例復活)。初めて野党統一候補との対決となった今回は「今までやってきた選挙で一番厳しい」と話していた。午前1時過ぎ、3度目の比例復活が決まった。