泉田裕彦衆院議員が3日、星野伊佐夫県議との9月4日の会話だとして音声データを報道陣に公開した。主なやりとりは以下の通り。

 

星野氏とされる人物 それでさ、今日の話は誰も知らないね。

泉田氏 うん。

星野氏とされる人物 これは、まあ俺も共犯というか、あなたと話をして結論を出していかないと間に合わない。と俺はまあ、思ってる。

泉田氏 うん。

(対立候補の支持情勢なども含めた選挙区内の戦況分析の話題が進む)

星野氏とされる人物 それで泉田さん、勝とうさ。どう思うね。

泉田氏 やっぱり小選挙区で勝つかどうかで全然違いますもんね。

星野氏とされる人物 もしさ、比例でひっかからなかったら終わりだよ。

泉田氏 ええ。

星野氏とされる人物 このままでいったら比例ひっかからないんだから、だめだね。このままじゃ、比例ひっかからない。だからここでさ。選挙しくじって、やられるのは、あなたと俺なんだよ。はっきり言うと。

泉田氏 うん。

星野氏とされる人物 とにかく必要経費を早くまこう。もう余裕がない。選挙が始まってから、なんてバカはいない。今だ。今でも遅いぐらいだ。ね。ここに2000万や3000万出すのに、もったいながったら人生終わるよ。そこなんだよ。あの大部分は領収書もらえるやつだから。

星野氏とされる人物 これね、いちいち警察に報告してやるわけじゃねんだから。これはね、早くしねぇと、あとで悔いが残ると。1億や2億の話じゃなくなるから。そんなもんじゃなくなるから。早く実行しなきゃなあ。できたら頭取りたいよね。

(選挙区内の情勢についての会話が続く)

星野氏とされる人物 泉田さん。勝負やろうや。これはね。勝負2000万や3000万の金をね、惜しんで一生を投げちゃいけないよ。

泉田氏 だから、あの違法行為にならないようにしないといけないので。

星野氏とされる人物 そんなもんはね、そんなものはね、いいですか、はっきり言うよ。言葉の問題だけであって、実際はそんなもの気にしている候補者なんか1人もいないからね。

(選挙区内の情勢の話が続く)

泉田氏 どうしたらいいんですかね。

星野氏とされる人物 あんた1人の腹にして。そして、だれか信用できる人を使う。あんたの信用できる人。だれにも言っちゃならない。これは。この話は。

泉田氏 でも、まかないとだめなんでしょ?

星野氏とされる人物 まくというのは、ばらまくんじゃねぇ。

泉田氏 だから寄付の期限があるから。でも事務所も聞いているはずですよ。寄付の期限があるからこの期限に言ってくれと。

星野氏とされる人物 それとは、また違うんだよなあ。それとは、また違うんだよ。俺の言っている意味はね。

(選挙情勢の話が続く)

泉田氏 広島であったでしょう。

星野氏とされる人物 そんなことを言ったら切りがねえから。そんな話は表面の話なの。そういう世界なんだから。

泉田氏 はぁ(ため息)