東京都の小池百合子知事は17日、定例会見で、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の感染を都内で新たに2人確認したと発表した。

そのうちの1人は、8日に米国から帰国し16日にオミクロン株の感染が判明した女性の濃厚接触者の男性で、12日に川崎市内でサッカー観戦をしていた。この男性は新型コロナウイルスに感染していたことが15日までに分かっていた。この日の発表で「オミクロン株」への感染だったことが判明した。都は男性の近くで観戦していた観客約80人にPCR検査を勧めている。

小池氏は感染経路などが疫学調査で追い切れているとして「市中感染という定義には入らない」と述べた。