日本棋院は24日、囲碁棋士の2021年賞金ランキングを発表した。海外棋戦を含む、全公式戦の獲得賞金と対局料の合計金額となる。1位は井山裕太棋聖(名人・本因坊・王座・碁聖=32)で1億3384万9290円。11年連続11回目の賞金王だ。

2位は一力遼九段(24)で4428万5702円、3位芝野虎丸九段(21)4113万9960円、4位許家元十段(24)3742万2211円、5位藤沢里菜女流本因坊(23)3199万3482円、6位上野愛咲美女流棋聖(20)2350万9352円、7位河野臨九段(41)2078万4000円、8位関航太郎天元(20)1782万4300円、9位羽根直樹九段(45)1360万9000円、10位本木克弥八段(26)1128万5600円と、各棋戦で活躍した棋士がベスト10にランクインしている。

藤沢は女流棋士で5年連続6回目の1位となった。