立憲民主党の逢坂誠二代表代行は25日、夏の参院選比例区で立民公認が内定していたアイドルグループ「モーニング娘。」の元メンバーの市井紗耶香氏について「ご本人がSNSで(出馬辞退を)表明されたのは承知しています。党本部としては、まだ本人から直接、話は聞いていない」と述べた。

同党は大西健介選対委員長が市井氏と面談し、「本人の話を聞いた上で、どういうご事情でSNSで発信したのかも含めての判断になる」とした。市井氏は24日、自身のインスタグラムで「子育てと選挙活動を両立していくことの厳しさも痛感した」などと出馬辞退を表明した。

また同党が辻元清美前衆院議員(前副代表)を比例区で擁立する方向で最終調整に入ったとの報道について逢坂氏は「現時点で党本部として何かを決定したということはない」とした。