日本維新の会は25日、夏の参院選で、プロ野球ヤクルトでプレーしたスポーツライターの青島健太氏(64)を比例代表の立候補予定者として擁立することを発表した。

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青島氏は今回の出馬について「身を切る改革。文通費の返納、使途公開など健全にオープンにやっており、さまざまな改革を極めて現実的にやっている」などと維新の会の理念に共感したことを挙げた。

青島氏は2019年6月の埼玉県知事選に無所属ながら自民、公明推薦で出馬し、落選した。「県知事選を野球に例えるなら自民、公明党さんからドラフト指名されたような形。今度は維新さんから指名というか、お話をいただいた」とした。そして「知事選の時は政党ということで青島を応援した方もいらっしゃったと思いますが、一方で青島個人を応援した方々もいらっしゃるかと思う。私自身は変わらず、やってきた」と強調した。

日本維新の会の藤田文武幹事長は「プロフィルを紹介するまでもないぐらい知名度がある方」と、青島氏による比例票獲得に大きな期待を寄せた。