藤井聡太叡王(竜王・王位・王将・棋聖=19)が、タイトル戦初登場となる出口若武六段(27)の挑戦を受ける、将棋の第7期叡王戦5番勝負第1局(主催・不二家、日本将棋連盟、特別協賛・ひふみ、SBI証券、協賛・中部電力、豊田自動織機、豊田通商)が28日午前9時から、第1局の協賛でもある東京都千代田区「江戸総鎮守 神田明神」で始まった。

正午から午後1時までは昼食休憩。先手の藤井は「海鮮丼」。昨年の「明神カツカレー」から手を変えてきた。後手の出口は「うなぎ丼」を注文した。

対局は相掛かりで進行し、出口がうまく立ち回り、堂々と戦っている。午前中、たびたび時間を使って考えていた藤井は持ち時間4時間のうち、約半分の1時間59分を消費した。対する出口は59分と、かなり差がある。この状態で午後1時から再開となった。午後3時には主催の不二家から、おやつが提供される。