参院選の東京選挙区(改選数6)から無所属で出馬予定の作家乙武洋匡氏(46)が11日、親交のある元Jリーガーで格闘家安彦考真(あびこ・たかまさ、44)が開いたミニ集会に出席した。

参加約30人の集会で、乙武氏は6年前、自らの女性問題で参院選出馬を断念した経緯をあらためて語った。今年2月に安彦の格闘家デビュー戦を観戦し「6年前の自分の不始末を蒸し返されるのが怖くて(参院選出馬を)迷ってウジウジしていた。でも安彦さんの戦う姿を見て吹っ切れた」と明かした。

東京選挙区からは乙武氏のほか、立憲民主党の蓮舫氏、公明党の竹谷とし子氏、共産党の山添拓氏、自民党の朝日健太郎氏の現職4氏に、元「おニャン子クラブ」のメンバーで自民党公認のタレント生稲晃子氏、日本維新の会の海老沢由紀氏、立民の松尾明弘氏、社民党服部良一氏、ファーストの会・荒木千陽代表、れいわ新選組の山本太郎代表、NHK党の6人、スマイル党からは込山ひろし氏も出馬を表明している。