安倍晋三元首相の通夜の行われる東京・増上寺には11日、一般市民も訪れ、山門前で手を合わせる姿が多く見られた。

午前10時ごろ、散歩を兼ねて様子を見にきた男性(74)は「その時間は葬儀社のトラックが1台が止まっていて、まだ祭壇もできていなかった」と話し、再び午後3時ごろに戻ってきたときには祭壇ができていて「とてもいい笑顔のでっかい遺影が置いてあった。背広じゃなくて白いシャツ。家の中でリラックスしているような感じでしたね」と話した。献花は持っていなかったが、祭壇の前に準備された白い菊の一輪を渡されたという。