宮崎県知事選への出馬表明会見を17日に宮崎市で行う予定の、前知事でタレントの東国原英夫氏(64)が15日、TBS系情報番組「ゴゴスマ」(月~金曜午後1時55分)を欠席した。

代わりに東国原氏からコメントが寄せられ、番組の冒頭で司会の石井亮次キャスターが代読した。

コメントは「大変、申し訳ありません」で始まり「今回、一身上の都合でゴゴスマを欠席させて頂きます」と、知事選への準備について「一身上の都合」という言葉でにおわせた。さらに「ゴゴスマをご覧の皆様、裏番組をご覧の皆様、私は休ませて頂きますので、番組はスマートに且つスタイリッシュに一変すると思います」と元芸人らしくボケてみせた。

ただ、宮崎県知事選にかかわることについては明言しないものの「勿論、私も宮崎の地から欠かさず見させて頂きます」と、今後は宮崎県内で知事選に向けて集中することを、ほのめかした。最後には番組出演者やスタッフ、視聴者へ感謝を込めて「番組の更なる発展と皆様のご活躍・ご健勝をお祈りし、ご唱和をお願い出来ればと思います。乾杯!」と最後は結婚式風に挨拶を締めた。

東国原氏は、知事選のスタッフにはタレントとしての今後のテレビ出演はしないと話しているという。15日の東国原氏は宮崎県北部の高千穂地区など各地を訪問。知事選に向け足場を固めるため、積極的に動き回ったという。