ツイッターの従業員が、同社を買収した米実業家のイーロン・マスク氏(51)が、深夜にオフィスの床で寝袋にくるまって寝る姿をツイートして話題になっている。「イーロン・ツイッターで上司に用がある時」とコメントを添え、ニューヨーク時間午前2時頃に、床にマットを敷いてその上でアイマスクをして横になるマスク氏の姿を投稿した。

マスク氏は、認証プロセスの変更に取り組む従業員に対し、「実現させるため24時間週7日休みなく働く」ことを期待しているとの内部メッセージを送ったことが報じられていた。マスク氏がツイッターを買収して以降、従業員はマスク氏の要求に応えるため長時間労働を余技なくされており、管理職が一部の部下に週7日、1日12時間の勤務を求めていることなども伝えられている。

ツイッターは全米にオフィスがあり、写真が撮られた場所は不明だが、締め切りまでに課題を完了させるため従業員もマスク氏も泊まり込みで文字通り24時間体制で勤務しているようだ。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)