東京都の小池百合子知事は10日の定例会見で、前日の9日に85歳で亡くなった東京都豊島区長の高野之夫(たかの・ゆきお)氏の業績をたたえ、哀悼の意を示した。

国会議員時代の地盤の一部が豊島区だった小池氏。1999年から区長を務めてきた高野氏とは、知事就任後も連携しながら活動を続け、盟友的な関係でもあった。

小池氏は「6期24年にわたり、区長として区の発展に尽力された姿を、ずっと見つめてまいりました。多くのことを学ばせていただいた」と述べた。また、2014年に豊島区が「消滅可能性都市」の1つに指定されたことを踏まえ「(今では)公園づくりでは南池袋の公園は新しい公園の形としてモデルになった。子育てに適した街づくり、文化(創生)に本当に尽力され、豊島区のイメージをアートの街に変えられた大変な功労者だ」と、業績をたたえた。

時折、声が消え入りそうになりながら「哀悼の意を表するとともに、ご冥福をお祈りします。ありがとうございました」と追悼した。