大手回転ずしチェーンの「くら寿司」(大阪府堺市中区)は12日、都内で会見を開き、地元で取れた旬の国産天然魚が手軽に楽しめる新メニュー「くらの逸品シリーズ」を発表した。
全国にある店舗を22のブロックに分け、各地域で取れた地魚を使ったメニューを、それぞれのエリア限定で販売する。15日から約360店舗で展開し、8月には530店舗以上で販売する予定。北海道エリアは「天然大切り生ほっき貝」。関東は「天然釣り金目鯛」を販売する。提供する魚は毎週の捕獲状況によって変わるという。新メニューの値段は全て税込み240円。田中信副社長は、物価高の影響を受け、外食を控えて節約する消費者が増えたと指摘。その上で「飲食業の競争がより厳しくなった。付加価値の高い国産天然魚のメニューを継続的に提供することで他社との差別化ができる」と話した。
回転ずしチェーン店をめぐっては、迷惑行為動画が拡散され、逮捕者が出るほどの社会問題となっていた。被害を受けたくら寿司はレーンにAIカメラ設置するなど、新しい対策を取った。岡本浩之取締役は、会見後に取材に応じ「迷惑行為が犯罪だという認識が広がって欲しい」と語った。

