立憲民主党の泉健太代表が13日、自身のツイッターを更新し、同党の蓮舫参院議員のSNSでの主張内容にかみついた。「なぜ同じ党の仲間であり、幹部経験者でもあるのに、こんな投稿をTwitterでされるのですか?やめませんか」とつぶやいた。

次期衆院選の獲得議席をめぐり、10日の両院議員懇談会で、現有97議席を大きく上回る150議席を、自身の「代表辞任ライン」に言及した泉氏が、12日にあらためてツイッター上で主張した内容に対し、蓮舫氏が「その場に伝わったとは思えないですが、こういう弁明はどうなのか」と、ツイッターで指摘したことに対するもの。

泉氏は12日、10日の両院懇の内容を伝えるニュースの記事を引用する形で「出来なかったら辞任。という発想ではなく、立憲民主党の議席を伸ばすという決意と覚悟を示しました。立憲民主党は、米国民主党のように中道とリベラルが主軸の党として、皆様の生活を向上させるために働きます」とツイート。これに蓮舫氏は「こういう弁明はどうなのか」とつぶやき、泉氏の主張が「弁明」との認識を示していた。

これに対し泉氏は「弁明?弁明などしていません。私は『150議席を下回るなら辞任』と退路を明確にしています」とした上で、蓮舫氏のツイートに対して「やめませんか」と指摘した。

蓮舫氏は2016年9月から約1年間、旧民進党の代表を務めた。現代表と、かつての代表経験者によるSNSでの異例の主張展開となっている。