将棋・小山怜央四段(29)が23日午後2時から、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われたヒューリック杯第95期棋聖戦1次予選2回戦の渡辺大夢六段(34)戦に臨み、惜しくも敗れた。

元アマ名人で今年2月の棋士編入試験に合格、4月1日付で岩手県初のプロ棋士となった小山四段は、同日午前10時からの1回戦では室岡克彦八段(64)を下し、デビュー戦を白星で飾った。連勝を狙ったが、姿を消した。「午前に1勝したものの、デビューしたその日に負けてしまったのは残念。反省を生かして頑張っていきたい」と話した。