鉄道博物館新収蔵資料展「鉄道写真家・南 正時作品展 ブルートレイン 夢の旅路へ」が24日から9月25日まで、さいたま市の「鉄道博物館」本館2階で開催される。その内覧会が23日、行われた。
一昨年、昨年と蒸気機関車(SL)の作品展を行った南氏の第3弾。今回はブルートレイン(寝台特急列車)をテーマとして、実際に撮影された写真約80点を展示する。
ブルートレインは1958年(昭33)、東京~博多間の特急「あさかぜ」に20系客車が投入されて以降、青い車体の寝台特急として全国に運転網が広げられた。70年代には最盛期を迎え、姿を消した今なお根強いファンが多い。また、これがベースとなって旧国鉄が87年、JRに分割民営化された後も「北斗星」「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」といった人気の列車となり、今もJR東日本、西日本、九州が運行している豪華列車へとつながっている。
今回の展示会では「あさかぜ」「さくら」「はやぶさ」「みずほ」「富士」「出雲・瀬戸」「あかつき・なは」「ゆうづる」「あけぼの」「北陸・北星」といったブルートレインの雄姿はもちろん、乗客や運転士、車掌、食堂車や車内販売のスタッフなどの写真もある。また、「行先表示器」「ブルートレイン20周年記念入場券」「特急乗車記念のタオル」なども展示されており、当時の「楽しい旅の夢」がうかがえる。
南氏は、「この展示会で、今は数少なくなったブルートレインや夜行列車の旅を体験してもらいたい」と話していた。

