将棋の最年少7冠、藤井聡太竜王(名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖=21)が全8冠制覇を目指して永瀬拓矢王座(31)に挑戦する、将棋の第71期王座戦5番勝負第3局が27日、名古屋市の「名古屋マリオットアソシアホテル」で始まり、定刻の12時10分になり、昼食休憩に入った。ここまでの永瀬の消費時間は1時間29分、藤井は1時間39分、戦型は第1局、2局に続く角換わりにはならず、雁木(がんぎ)。永瀬が力勝負と言える戦いを志向した。

藤井の勝負メシは「あいち牛のハヤシライス 名古屋コーチンの卵のオムレツのせ」「アイスティー」。地元の食材を使ったメニュー。あいち牛は赤身が強く、肉の味がしっかりしている。

永瀬は「三河一色産うなぎのひつまぶし御膳」「オレンジジュース」「フルーツの盛り合わせ」。

8大タイトルのうち7つを保持する藤井は、残る王座を奪取すれば、全8冠独占を達成する。

両者の対戦成績は藤井の12勝6敗。対局は持ち時間が各5時間。昼食休憩をはさみ、夜までに決着する見込み。

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