将棋の千田翔太七段(29)と中村真梨花女流四段(36)が10日、日本将棋連盟を通じ、結婚したことを発表した。

2人は連名で「私事ですが、9月末に入籍いたしました。これからも二人で支え合い、楽しく幸せな家庭を築いていきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます」とコメントを発表した。

千田七段は結婚して中村姓となったが、結婚後も千田のまま活動していくという。

千田は大阪府出身。森信雄七段門下。20年2月に朝日杯将棋オープン戦で優勝。16年度に最多勝利賞、最多対局賞などを獲得。いち早く、最先端の人工知能(AI)の研究に取り入れたことでも知られる。

中村は09年度に第17期大山名人杯倉敷藤花戦でタイトル初挑戦。強烈な攻め将棋が持ち味で「マリカ攻め」とも称される。