東京都の小池百合子知事(71)が風邪のため、20、21日両日に予定されていた定例記者会見やイベント出席などの公務をキャンセルし、自宅で静養することになった。東京都が19日、発表した。

小池氏は21日に複数のイベントに出席して、あいさつするなどの予定が組まれていたが、予定はすべて変更され、欠席となった。

小池氏は今年5月にも、若干の疲労があるとして定例会見や公務をとりやめ、自宅で3日間、静養した。東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの開幕準備や新型コロナウイルス対応が重なった2021年6月には、「過度の疲労」を理由に入院した。同年10月にも、同じ理由で入院している。

最近の小池氏は今月5日まで都議会第3定例会に出席するなどし、連日公務をこなしていた。また、15日に投開票された東京都議補選・立川選挙区では、特別顧問を務める都民ファーストの会の公認で出馬した伊藤大輔氏の応援で繰り返し立川市に入り、伊藤氏の初当選に一役買った。