藤井聡太竜王(名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖=21)がタイトル戦初登場の伊藤匠七段(20)に3連勝して3連覇まであと1勝とした、将棋の第36期竜王戦7番勝負第4局が10日午前9時、北海道小樽市「料亭湯宿 銀鱗荘」で始まった。先手後手は事前に決まっており、今局の先手は藤井、後手は伊藤。

藤井は先月、将棋界史上初の8冠全制覇を達成した。この偉業に対して13日、都内で行われる内閣総理大臣顕彰式に出席する。慶事に花を添えるためにも、ここで勝って防衛しておきたい。

内閣総理大臣顕彰は、国家、社会に貢献し顕著な功績があった個人、団体が対象。これまでに個人35人と16団体に贈られている。最近では一昨年4月、日本選手で初めてマスターズを制し、日本男子初のメジャー制覇を成し遂げた男子ゴルフの松山英樹に贈られた。

将棋界では1996年(平8)3月に7冠全制覇(当時、叡王戦はまだ創設されていない)を達成した羽生善治現九段に内閣総理大臣顕彰を贈られている。それ以来2人目となる。

【動画】対局開始 先手の藤井聡太竜王、まずお茶を一口飲んで2六歩