プロ野球の阪神タイガースとオリックス・バファローズのリーグ優勝を祝うパレードが23日に大阪、神戸両市で行われた。

大阪市のメインストリート「御堂筋」では、午前にオリックスの監督や選手らがパレード用のバスに乗って行進し、沿道に詰めかけたファンらの声援に手を振って応えた。

オリックスの御堂筋パレードを船場センタービル近くで観覧したオリックスファンの男子大学生(21)は「すぐに神戸に移動します」とパレードの“ダブルヘッダー”に猛ダッシュした。

ゴール地点の「新橋北」交差点など観覧エリアでは阪神ファンが居残り、午後2時の阪神の御堂筋パレードを待った。堺市の主婦(39)は1歳の長男、母親とともに来た。「息子にも阪神の優勝パレードの雰囲気を味わせたかった」と笑顔。1歳の息子は「岡田監督のファンなんです。試合後、岡田監督のインタビューが始まると、じっと画面を見て、聞いているんです」と力説した。

トラファン歴30年以上という兵庫県尼崎市の自営業の男性(41)は「パレードのゴール地点で監督、選手と喜びを分かち合いたい」と待ちわびた。

【オリックス優勝パレード・大阪編】/写真特集