元テレビ朝日職員の玉川徹氏は29日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。2025年大阪・関西万博をめぐり、会場建設費最大2350億円以外に、日本のパビリオン「日本館」建設費や警備費に約837億円にものぼることが表面化したことについて「状況がお笑いに近い感じになっている。さすが大阪だなと思う」と、コスト増が次々と明らかになる状況を、皮肉まじりに指摘した。

日本館などを含むさらなる経費増は27日の参院予算委員会で自見英子万博相が、立憲民主党の辻元清美議員の質問の中で明かした。「日本館」の建設や解体には360億円、途上国支援に240億円、警備などに199億円、機運醸成に38億円が必要だと答弁。ただ、費用増について自発的ではなく辻元氏の質問の中で答えるという経緯もあり、辻元氏は猛反発した。

この日、番組に出演した政治ジャーナリスト田崎史郎氏は「日本館をつくることは事前に分かっており、警備費がかかることも分かっているが、トータルとして示していないから示された時に驚いてしまう。政府の説明の仕方に大きな問題がある」と、政府側の説明の稚拙さに言及。番組MCの羽鳥慎一アナウンサーも「会場建設費に日本館(の建設費)が入っていないのはおかしくないですか?」と素朴な疑問を口にすると、玉川氏は「もう、状況がお笑いに近い感じになってきたなとだんだん思えてきている。怒りとかそういう感じより。さすが大阪だなと思うのは、お笑いになってきているから、こういう話、吉本とかでやったらどうですかね」と、痛烈な皮肉を込めて指摘した。

この発言に、「リディラバ」代表の安部敏樹氏は「お笑いのために使う予算にしてはデカすぎる」と苦笑いで突っ込み、羽鳥アナも「税金がかかってきますからね」といさめるようにコメントした。