年末の風物詩「現代用語の基礎知識選 2023ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が1日、都内で行われ、「生成AI」がトップ10入りした。
テキストや画像など学習データをもとにオリジナルデータを生成するAI(人工知能)の1つで、自治体でも活用が広がる。公開後数カ月でユーザー数1億人を記録したチャットGPTは、対話型の文章生成AIサービスの技術が注目され、競合他社も相次いで参入。一方で、詐欺の助長や誤った情報が拡散される恐れもあり、今後の課題となっている。
メディアアーティストの落合陽一氏(36)が受賞者として登壇した。身体障害者向けに使うAIの研究に力を入れているといい「耳の聞こえない人に文字を届ける、目の見えない人に状況を説明する、みたいな世界がおそらくあって。バリアフリーに、もしくは多様性を育むような世界に近づくと思う」と話した。
生成AIの弱点について聞かれると「人間がどうやって倫理的な結論を出すかということをAI自体があまり答えてくれないことだと思う」と回答。「どうやってAIを使うかということに対して、我々が自己決定したということが最も重要。生成AIは知識をサポートはしてくれるが、決断の責任をとってくれないので、そこが重要だと思う」と語った。

