音喜多駿(おときた・しゅん)参院議員(維新=40)が8日までにX(旧ツイッター)を更新。れいわ新選組の山本太郎代表(49)が5日に自身のXを更新し、能登半島地震で被災した能登町にレンタカーで入り、炊き出しのカレーを食べるなどしたことに、「何やってんだよ、本当に」と非難した。

また、2011年(平23)の東日本大震災との違いについて、「2つとして同じ被災地はない」とした。今回の地震について、自身が東日本大震災直後から約5年、その復興に従事していた経験から「大きく事情が異なります。被災範囲は深く、そして狭い」とつづった。

山本代表が発信、提案した内容は、防災の基本方針や防災計画に記載されているもので、渋滞をはじめとする負担を被災地にかけてまで発信するべき情報であったとは到底いえないものだと断言するとしている。現地(のNPO)から要請されたことは決して免罪符にならないとも批判した。

「小さな声を拾う、一隅を照らすのが政治家だとするならば、緊急車両の到着を待つ人々の存在にこそ想像力をはせるべきではないでしょうか」ともつづっていた。