群馬県の山本一太知事(66)は11日までに自身のX(旧ツイッター)を更新し、「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」などの作品を生み出した日本を代表する少年漫画の第一人者、漫画家の鳥山明さん(とりやま・あきら=本名同じ)が1日に68歳で亡くなったことを受け、追悼のコメントをつづった。

「漫画家の鳥山明さんが急逝。週刊少年ジャンプは創刊号から読んでいるが、『ドラゴンボール』は間違いなく最高傑作の1つ!」とした上で「この漫画が無かったら、4年前の知事選ポスター(年配の方からは叱られたが)も存在していない。山ほどの夢と勇気を頂いた。(感謝)ご冥福をお祈り申し上げます」と投稿した。

山本氏は、2019年の知事選に初めて出馬する際に使ったポスターの画像も投稿。このポスターには「世界はまだ群馬を知らない!群馬発信拳、発射準備完了!!」のコピーが描かれ、山本氏が「ドラゴンボール」に登場する「かめはめ波」を思わせるポーズを取り、その周りに稲妻が光る奇抜なデザインで、当時大きな話題となった。

山本氏は自民党参院議員時代、党のクールジャパン戦略推進特命委員会委員長を務めるなど、日本の映画やアニメの発信に力を注いだ。「シン・ゴジラ」の庵野秀明総監督らを党本部に招いて、意見交換したこともある。