自民党の石破茂元幹事長は17日、東京都内で開かれた自民党大会後に報道陣の取材に応じ、自民党和歌山県連主催の懇親会に露出度の高いセクシーな衣装を着た女性ダンサーが招かれ、党青年局長らの辞任に発展した問題への感想を問われ「人々にどう見えるかということへの配慮が欠けていたということでしょう」と、指摘した。

石破氏は「長く議員をやっていますが、このようなことはありませんし、そのような現場に遭遇したこともありません」と、今回行われたセクシー懇親会の内容の異例さに言及。「その場にいた党本部の役員が止めるべきだったという議論もあったが、なかなかそれは難しかったのかもしれない」とした上で「(主催した側には)みんなに喜んでもらおうという意識はあったのだろうと思うが、わが党が責任政党である以上、それが人々にどう見えるかということへの配慮が欠けていたということでしょう」とも指摘した。