崎県知事も務めた元衆院議員の東国原英夫氏(66)が21日、X(旧ツイッター)を更新。ドジャース大谷翔平投手(29)の通訳を務めていた水原一平氏(39)が野球を除くスポーツの違法賭博で借金を作り、大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億7500万円)が送金されたとして、ドジャースが解雇したことについて言及した。

東国原氏は「ドジャースが水原氏を解雇 米報道」と書かれた見出しのネット記事を引用。「えっ?!マジか!本当だとすると大変残念だ」とつづり「著名スポーツ選手や芸能人等の周囲での金銭トラブルは今に始まった事では無い」と記述。「信頼出来る人間に金銭管理を任せているケースは多く、又、裏切られるケースも多い」と投稿した。

水原氏がスポーツ賭博の沼にはまっていった過程を20日付のESPN電子版が伝えた。スポーツ賭博は米40州では合法だが、球団のあるカリフォルニア州ではスポーツ賭博は違法となっている。水原氏が同メディアに直接語ったところによると、2021年にカリフォルニア州で違法賭博の元締めをしているマシュー・ボーヤー氏とサンディエゴで行われたポーカーゲームの会場で初めて会い、スポーツ賭博を始めた。賭博の負けによる借金は2022年までに100万ドル(約1億5000万円)に膨らみ、その後さらに雪だるま式に膨らんでいったという。