国際弁護士の清原博氏が27日、TBS系「ゴゴスマ」(月~金曜午後1時55分)に出演。MLBドジャース大谷翔平(29)が、元通訳の水原一平氏(39)の違法スポーツ賭博疑惑に関して、大谷の銀行口座からお金を盗み、周囲にうそをついていたと26日に表明した声明で言及したことについて「会見を聞いて話のつじつまが合うところが多かった。大谷さんの会見を信じたい」と語った。

一方で、違法賭博に手を染めた水原氏については、「アメリカには大スターやセレブがたくさんいる。それを犯罪組織が狙ってくる。ギャンブル依存症と(本人が)おっしゃっていましたが、一線を越えてしまった」とコメントした。

大谷が会見で表明した声明の中では、送金方法などについて触れられていなかった。清原弁護士は大谷が「僕の口座に勝手にアクセスし」と語った言葉を重視。「(大谷さんを)忠実に信用するなら、管理権限はなく、水原さんが勝手にアクセスしたと分析している」とした。

口座へのアクセス方法として必要なIDとパスワードは「教わっていたか、たまたま見て知っていたかもしれない」と推測。ワンタイムパスワードに関しては、「いろいろなやり方がある」とした上で、「スマホにその都度送られてくる。ワンタイムパスワード端末を大谷さんが日ごろから管理しており、保管している場所を知っていたら、水原さんが大谷さんのいないところで勝手にアクセスできる」と、可能な手段の一部も分析していた。