元格闘家の須藤元気参院議員(46=無所属)が6日、自身のX(旧ツイッター)を更新。衆院東京15区補選(4月16日告示、28日投開票)への出馬をめぐる選挙費の想定内訳を公開した。

須藤氏は3日に会見し、柿沢未途氏(自民党を離党)の辞職にともなう同補選に無所属で出馬する意向を表明した。

須藤氏は「選挙費。」と書き出し、「事務所開設費用150万円 法務対策費50万円 事前申請と収支50万円 印刷物200ー300万円 折込等150万円 ウェブ対策費用150万円 街宣車150万円 外注費100万円 諸経費100万円 供託金300万円」と具体的に想定される内訳の金額を記した。

そして「街宣車を軽自動車にしたりして予算抑えましたが1500万円くらい掛かりそうです。(汗)これでも、永田町の常識からすると全然お金使ってないと言われました。お金かけなくても勝てるところをみせます。体力でカバー!押忍!」と続けた。

この投稿に対し「世襲ではない普通の人が選挙に出られないような仕組みですね」「一番無駄なのが、300万円の供託金です」「選挙に出るのって1500万円もかかるのですか。驚きました」「経費抑えてもこれだけの金額。若い人には無理ですね」「こんなにかかることに驚きです」などとさまざまな声が寄せられている。

須藤氏は高校、大学時代にレスリング選手として活躍し96年全日本ジュニア王者に。99年格闘家デビューし、UFC、K-1、パンクラスなどで戦い、06年12月に引退。19年7月の参院選に立憲民主党から比例代表に出馬して初当選した。20年東京都知事選での対応をめぐり、立民を離党した。