将棋の藤井聡太叡王(竜王・名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖=21)が同学年の伊藤匠(たくみ)七段(21)の挑戦を受ける、第9期叡王戦5番勝負第2局が20日、石川県加賀市「アパリゾート佳水郷」で始まり、正午になり、昼食が用意された。

戦型は両者が得意の角換わり。先手の伊藤が角換わりに誘導すると、藤井は開始早々、趣向を見せた。年に数局ずつ出現する「3三金型の角換わり」を選択した。変化球で伊藤の作戦を外す「新戦法」を選んだ。

昼食休憩までの藤井の消費時間は1時間21分、伊藤は1時間38分。

藤井は勝負メシに「石川炙り寿司と小松うどん(冷)」「加賀棒茶(ホット)」を選んだ。

伊藤は「アパ社長カレースペシャル~能登豚オリジナルミルフィーユカツと春野菜」「アイスティー」を選んだ。

対局は持ち時間は各4時間。20日夜までには決着する。