宮城県警泉署は6日、ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏らを偽る人物らによる投資詐欺事件が発生し、仙台市泉区の70代無職の男性が約1090万円をだましとられた詐欺被害が発生したと発表した。

署によると、男性はインターネットを閲覧していたところ「株式投資でもうかります」「利益が何倍にもなります」と記されたバナー広告が流れてきた。男性は画面を開き「堀江貴文氏から有益な情報を教えてもらう」などとうたう広告を通じてLINEグループに入った。グループ上で堀江氏のアシスタントを名乗る「田中花子」という人物を紹介された。

男性は田中とやりとりをする中で、田中に「原油株」の取引に関する説明をされ、運用資金500万円を預けて投資しようと考えている旨を伝えた。田中からは「30%の利益がもらえる」などと言われ、男性は3月18日に指定口座に20万、同月20日に250万、翌21日に230万円を振り込んだ。同日に田中からは「107万円の利益が出ている」と言われ、追加の投資を持ち掛けられた。男性は22日に250万、24日に250万と計1000万円を振り込んだ。

田中からは「利益が150万に増えた」と言われ、さらに投資額の増加を要求された。男性は手持ちの資金がなくなり「利益が出たから手を引く。お金を戻してほしい」と伝えたが、代行手数料を求められ、27日にさらに90万円を入金した。

4月19日、男性はその後、保証金として500万円が必要と言われ、金を借りようと銀行を訪れた。そこで銀行員から詐欺だと指摘され、被害に気が付いたという。

男性は、6月5日に被害届を提出し、泉署は詐欺グループに関して捜査を進めている。