昨年7月の都知事選で次点となった前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(42)が15日、都内で地域政党の設立会見を行った。
党名については「再生の道」とし、作家司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」から影響を受けたと明かした。
今夏に行われる都議選に向け、立候補者は「多選の制限。2期8年を上限とする。鉄のおきてです」。米国大統領の任期から着想を得た。選考は書類審査、テスト、面接の3段階。面接は1人15分、石丸氏との1対1で行い、2次選考の結果から公表。この日から受け付けを開始した。
具体的な政策について「党として実現する政策はここでは出しません」と明言を避けた。「各候補者が各選挙区内で主張すべきことを主張する」とし「錦糸町と練馬区、環境全然違いますから。なのに同じ主義主張をするのは無理」と語った。自身は出馬せず「代表」の立場に専念する。
会見開始前には出演VTRの編集をめぐり、敵視するテレビ局の出欠を確認。開始後も会見の出席要項が事前に流出したことをめぐり、記者クラブに対し「プロ失格」と声を大にした。一方で、意図が明確な記者には「いい質問ですね」と称賛。記者に対し「どうですか?」と立候補を勧める一幕も。感情を直接的に表現する「石丸劇場」は健在だった。【高橋洋平】

