国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が9日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)にVTR出演し、石破茂首相の政権運営や、政策の一部が対立している日本維新の会との関係について語った。
番組冒頭では、石破首相が、すでに衆院を通過した予算案に盛り込まれた、今年8月に予定している高額療養費制度の負担上限額引き上げを見送ることを表明したことを伝えた。玉木氏は、TBS24年入社の新人、浦野芽良アナウンサーのインタビューに応じる形で、首相判断について「ハチャメチャになってますね」とバッサリ。「いったん立ち止まるということになったことは評価しますけど、ただね、判断するなら何でね、衆議院の予算の審議やっている時に判断しないの、ってことですよ。遅いしブレブレじゃないですか。見直すんだったら、予算審議、衆議院のをやり直せ、ってことですよ。だってそれを前提とした予算がダメだ、ってことでしょ」と持論を展開した。
さらに、ガソリン税に含まれる暫定税率の廃止をめぐり、国民民主党が今年4月、日本維新の会が来年4月に廃止する法案を出している点についても言及。玉木氏は「再来年度から、来年4月以降の話ですよ、と自民党公明党に加えて維新もそういうことにしている。ただ皆さんね、1年待てますか」と疑問を呈した。
一方、維新代表の大阪・吉村洋文知事が会見で「来年4月からと、政府与党が納得しない案にやったところで、それは通らない。実現しないですよね。実現しないけど国民に『やりました』って言うのはいいかもしれないですけど、本当に実現するのが目的だったら、そこは実現する案を作った方が良いだろう、と僕は思います」と反論したVTRも流された。
玉木氏は浦野アナから「よく維新の会とぶつかるイメージを持っているんですが、維新の会に嫌いな気持ちはありますか」と聞かれ、「直球で聞くね」と苦笑い。浦野アナが「新人なもので」と恐縮すると、玉木氏は「好き嫌いじゃなくて、何をすることが、今物価高騰に困っている国民に一番役立つか、という視点で判断しているんですね」と語った。浦野アナからは「前原さんと吉村さん、どちらの方が一緒にやりやすい?」と、国民民主を離党した維新の前原誠司共同代表の名前もあがると、玉木氏は「また答えにくいこと聞くね。新人だからと言って」とツッコミ。続けて「吉村さんはこの部屋でもお話をさせていただいたし、現役世代の負担を下げようという大きな方向では一致していると思うんですけど、政府の予算案に賛成したので、本当は吉村さんも本音では来年度(今年4月)からガソリン下げた方が良いと思っていると思うんですよ」と指摘した。浦野アナから「その話は個人的にはしないんですか」と聞かれると、玉木氏は「ちょっと電話してみようかな」と笑って応じた。
さらに「聞きづらいんですけど、もう、代表を外れることはしませんよね」と役職停止となった不倫問題にも触れられると、玉木氏は「ないです。頑張ります」と神妙な表情で断言。浦野アナに「言い切れますね?」とかぶせられ「はい。国民の手取りを増やすために、全力で頑張りたいと思います」と語った。ただVTR明けには、爆笑問題の太田光に「玉木さん、ちょっとデレデレしてましたよね」とツッコまれ、スタジオに笑いも起きた。

