元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(55)が22日、カンテレ「ドッとコネクト」(土曜午前11時20分、正午=関西ローカル)に生出演。斎藤元彦兵庫県知事に「ちょっと往生際悪いよ、もう辞めなきゃ!」と強い口調で言及した。

斎藤知事をめぐっては、疑惑告発文書問題で、外部の弁護士でつくる第三者委員会が19日に調査報告書を公表。橋下氏は、あらためて「告発つぶしは絶対やってはいけなかった」と語るとともに、対象16件のうち10件を“パワハラ認定”した結果に言い及んだ。

「斎藤さんは組織のトップとしては、僕は資格はないと思いますよ。もう知事は辞任すべきだと思います。(パワハラ認定の)内容を見ても、およそ知事がやるような態度振る舞いじゃないですよ」と指摘。

その一方で、昨年来のこの問題をめぐる報道について「ただ、地上波も問題があったのは、パワハラおねだり問題を扱った時に真偽不明の職員アンケートをもとにして、ものすごい大騒ぎして、斎藤さんを責めたというのは問題があったと思う」とした。

その上で「けれども、こういう風にきちっと(第三者委員会)認定されたものを見る限り、民間企業であればもうトップ辞任ですよ」と語気を強めて訴えた。

また、認定案件をめぐって、当該職員は「パワハラだとは思っていません」と話しているという情報をあげ「パワハラは、本人が認識しなくても、パワハラになるんです。上下関係をもとに、職場環境を乱す威圧行為があれば、パワハラになります。逆に、こういう行為があるのに、これを『パワハラと思わない』というのは、極めて危ない状況だ」と指摘した。

さらに「パワハラやおねだりも、もちろん問題なんですけど、一番の問題はこの告発をした職員を“告発者つぶし”にいったこと」と、従来の意見をあらためて展開。「これはもう最悪の権力行使ですよ。絶対やっちゃいけない」と断罪。

これまでも、斎藤知事が「うそ八百」「事実無根」と言い、告発者を探したことを追及してきたが、橋下氏はあらためて「第三者委員会では『内部告発であった』となったわけ。うそ八百は斎藤さんの方だった。で、この告発文書をつぶしにいってたんですよ。斎藤さんも、これ最悪だから…ちょっと往生際悪いよ、もう辞めなきゃ」と厳しく言い放っていた。