日本将棋連盟は23日、兵庫県姫路市で24日に開幕する第36期女流王位戦5番勝負で、挑戦者の西山朋佳女流3冠(白玲・女王・女流王将=29)が体調不良のため出場辞退の申し出があったと発表した。
女流王位戦5番勝負対局規定に基づき、新聞三社連合、日本将棋連盟など構成する女流王位戦委員会が対応を協議し、今期の福間香奈女流王位(32)との5番勝負の挑戦者に伊藤沙恵女流四段(31)の繰り上げを決定した。
タイトル戦の開始前日での挑戦者変更は異例の事態となった。同連盟は「皆さまには、ご心配をおかけしますが、何とぞご理解をいただきますとともに、引き続き、本棋戦へのご注目とご支援を賜りますようお願い申し上げます」とコメントを発表した。
西山は同日、自身のX(旧ツイッター)を更新。早急な手術と入院が必要であることを明かした。
「突然のご報告となりましたが、医師の判断により、早急な手術および入院が必要となりました。前兆や変化は確実にあったのですが、ストレスや過労によるものと誤認してしまっていました。今後健康面で万全の状態で将棋に臨むためにも、このような決断となりましたことをご理解いただけましたらありがたく存じます」
ファンに向け「対局を楽しみにしてくださっていた皆さま、また対局準備にご尽力くださっていた皆さまに、このような形でご迷惑をおかけすることとなり、申し訳ない気持ちです。少しの間休みましたら再び盤上に戻ってまいります。今後ともどうか温かく見守っていただけましたら幸いです」と投稿した。

